韓国の教育制度
韓国の教育制度
韓国の教育体制は小学校6年、中学校3年、高等学校3年、大学4年制となっており、小学校と中学校の9年間は義務教育で、高等学校卒業後、大学修学能力試験を経て大学に入学できる。しかし、正規教育を受けなくても検定考試制度を通じて中学校、高等学校、大学の入学資格が得られる。毎年3月に1学期が始まり、7月下旬から8月までは夏休みで、9月から2学期が始まり、12月中旬から翌年2月初めまでが冬休みである。大田には小学校146校、中学校88校、高等学校62校、特殊学校5校<大田盲学校(視覚障害)、恵光学校(精神障害)、聖世リハビリ学校(身体障害)、元明学校(精神障害、聴覚障害)、佳原学校(精神障害)>、大学19校がある。
- 韓国の教育制度
- 小学校 (6年) : 7/8歳 ~ 13歳
- 中学校 (3年) : 14歳 ~ 16歳
- 高等学校 (3年) : 17歳 ~ 19歳
- 大学 (4年) : 19歳以上
小学校
小学校教育課程は6年である。満6歳から小学校に通える。小学校では国語、数学、統合(社会、理科、音楽、美術、体育)などの科目を学ぶ。小学校は義務 · 無償教育である。父母が子どもを小学校に通わせない場合、父母は処罰をうける。
- 早期入学
- 1月1日から12月31日までに年齢が満5歳になる者で、早期入学を希望する人だけが可能である。
- 入学猶予
- 1月1日から12月31日までに年齢が満6歳になる者で、翌年に入学を1年延期することができる。
中学校
中学校課程は3年である。教科(群)は国語、社会(歴史を含む)、道徳、数学、科学、技術 · 家庭、体育、芸術(音楽/美術)、英語、選択科目は韓文、情報、環境とグリーン成長、生活外国語(ドイツ語 · プランス語 · スペイン語 · 中国語 · 日本語 · ロシア語 · アラビア語 · ベトナム語)、保健、進路と職業などがある。中学校は家から近い学校に通い、小学校と同じく、義務教育である。
- 青少年相談支援センター
- 青少年の権利を保護し、暮らしを向上させるため青少年支援センターを運営している。各地域の青少年相談電話は地域番号なしに、1388(ヘルプコール青少年電話) を押すと近くの支援センターにつながる。
高等学校
高等学校課程は3年間で、教育課程によって一般高等学校、特性化高等学校、自律高等学校、特殊目的高等学校がある。科学高等学校など特殊目的高等学校は自己主導学習典型で入学することが可能で、自律型公立高及び一般高等学校は地域内の居住地を中心に入学割当を行う。高等学校は義務教育ではないため、学費を払わなければならない。芸術高等学校と自律型私立高等学校を除いた高等学校の学費は3ヶ月で約40万ウォンである。但し、経済的な事情で納付が困難な場合は学費の減免が受けられる。