銀行取引
銀行の利用時間は月曜日から金曜日09:00~16:00まである。業務時間外には各銀行の365日コーナー現金自動預け払い機(ATM)を利用する。銀行ではまず待機番号表を取って、電光板に本人の番号が表示されると、その窓口に行く。
口座開設及びATMの利用
韓国国内居住外国人と国外居住外国人のいずれも銀行口座の開設ができる。身分証明書(パスポート、外国人登録証、住民登録証など)を持参し、最寄りの銀行で口座開設申込書を作成し、一定金額を入金すると口座の開設が完了する。
口座開設時にキャッシュカードの発給も一緒に申し込めば市内にある現金自動預け払い機(ATM)で口座内のキャッシュを引き出すことができる。ATMは一般的に午前7時から夜10時までだが、24時間利用可能なATMもある(営業店別に利用時間が異なる)。利用銀行、利用金額、利用時間によって一定金額の手数料が発生することがある。
海外送金
外国人が海外に送金する場合は、外貨取り扱い銀行で送金できる。送金資金の取得経緯を立証する書類がある場合は取得所得範囲内で送金することができる。
- 手数料や詳細事項は銀行ごとに異なる場合があるのでいつくかの銀行を比べた方が良い。
- 送金方法
- パスポート、外国人登録証、所得のある場合は所得証明書類を用意する。
- 銀行の外貨両替窓口で送金先の名前、住所、電話番号、銀行名、口座番号などを英語で申込書を作成する。
- 送金後の領収書を保管する。
外貨両替
外貨やトラベラーズチェックは外換銀行を含めた韓国のほとんどの銀行や空港などにある両替所でパスポートさえあれば韓国ウォンに簡単に両替することができる。限度の制限はないが、1件当たり1万ドルを超過する場合、国税庁に通報される。韓国国内のほとんどの商店では外国通貨を取り扱っていないため、円滑な韓国生活のためにもウォンに両替する必要がある。
クレジットカードの発行
クレジットカードは、カード会社が提示した一定の基準を満たした人に限り、発行される。クレジットカードの発給を希望する外国人は、近くの銀行やカード営業店を訪問するか、ホームページで申請する。必要な書類は、会員加入申請書(写真を含む)、外国人登録証で、必要に応じて所得確認が可能な書類(在職証明書、税金計算書など)の提出を求められるが、カード会社と銀行によって請求される書類が異なる。審査結果によっては承認されない場合もある。