労働災害補償保険

労働災害補償保険とは?
  • 事業場で労働者が勤務中に負傷、疾病、障害、死亡などの被害に遭った時、その損失に対する補償を行うための社会保険制度である。
    • 保険料は全額、事業主が負担する。労働者に保険料の負担はない。
  • 外国人労働者も合法 · 不法滞在と関係なく、労災補償を受けることができる。
    • 労災保険に関する詳しい相談は勤労福祉公団雇用 · 労災保険トータルサービス 1588-0075にお問い合わせ
手続き
  • 災害発生
  • 療養申請書作成
  • 公団支部へ提出
  • 労災補償可否決定
  • 本人に通知
保険給付の種類
  • 療養給付
    • 公団が設置、または指定した医療機関で療養をし、費用を医療機関に直接支給することを原則とするが、やむを得ない事由によって労働者が先に療養して診療費用を負担した場合及び給与の性格上、労働者に直接支給すべき費用を労働者に直接支給すること
  • 休業給付
    • 業務上、災害にあったり、疾病にかかったりした労働者が療養によって就職することができなかった期間に対し、労災労働者とその家族の生活保護のために支給する保険給付
  • 傷病補償年金
    • 状態が重症度に至って、療養開始後2年が経過しても治らず、療養が長期化する場合、労災労働者とその家族の生活保護のために休業給付の代わりに支給する給付
  • 障害給付
    • 業務上、労災にあった労働者が療養後に治ったが、精神的または身体的な欠損が残る場合、その障害による労動力の損失を補てんするために支給される保険給付
  • 看病給付
    • 療養を終結した労災労働者が治った後、医学的に常時または随時看病が必要で、実際に看病を受ける者に支給する保険給付
  • 遺族給付及び葬儀費
    • 労働者が業務上の事由で死亡した場合、または死亡に推定される場合、その労働者と生計を一緒にしていた遺族の生活保障のために支給される保険給付で、葬儀費はその葬儀に必要な費用(実費)