福祉マンドゥレは、地域社会に分かち合いと奉仕の文化を拡散させ、美しい地域共同体を作ってい く住民参加のネットワークであり、市民の自主参加型の社会セーフティネット施策である。
※ 福祉マンドゥレの語源:昔、草取りの作業は、村ごとに "ドゥレ"を組織して、合同作業を1年に三回おこなった。三回目の草取りの際に組織されるドゥレを "マンドゥレ"という。韓国固有の美風良俗であるマンドゥレ精神と現代の参加型福祉精神を融合した福祉供給システムとして、福祉マンドゥレが生れた。
福祉マンドゥレ施策は、2003年12月、基本計画が策定され、2004年7月に福祉マンドゥレ組織及び運営に関する条例が制定された。現在、宗教団体、大学、医·薬機関、福祉·ボランティア機関·団体、NGOなど、地域福祉資源と一般市民の自律的な参加の中、83個の組織(市、区5、洞77)に2600人の会員が参加している。
福祉マンドゥレを通じて推進している主な施策事業は以下の通りである。 ① 福祉ネットワーク事業:ホームページを通じて動画とギャラリー運営、市民の意見収集のためのサイバー討論の場を運営 ② 市民学校運営:市民学校ホームページの運営やリーダーの発掘、事例管理ボランティアの教育実施 ③ 提携および後援事業: 福祉の死角階層におかれている貧しい市民と1:1の提携、あるいは多層提携実施(福祉の死角地帯家庭と基礎受給者として保護者がいない高齢者·障害者·児童など追加の保護が必要とされる者↔企業、団体、個人など) ④ 事例管理事業:低所得層家庭の一人一人の困難を把握し、カスタマイズサービスが提供されるように、“ケース管理ボランティア”を運営しながら、社会福祉専門機関とケース管理協力事業を推進 ⑤ プログラム事業:区·洞福祉マンドゥレ別に行っている特性プログラムを通じて、低所得層の市民を支援する事業。教育マンドゥレ·健康ケア· 地域特化プログラム公募事業などを推進
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